「そういえば、一人で来たの?」 「…っへ?!あ、う、うん!」 ふうん?と青葉君は不思議そうに首を傾げる。 それもそうだろう。あくまでも私は、同じクラスの女子程度の間柄。此処まで急いで来たことにも、怪しまれても仕方ない。 そういえば…青葉君、嫌じゃないのかな? ふと、視線を上げて青葉君をそっと見つめる。