(　色彩の魔法.　/非募　)

それじゃあ遠慮なく、お言葉に甘えてそうさせて頂くとするよ。(　　ローブについた氷晶はらい　　)ほら、お前は肩にお乗り。濡れた足で歩くと跡がついて廊下を汚してしまうだろう？(　　自分の肩に乗るよう獣に促し　　)よしよし、良い子だ。そのまま大人しくしてるんだぞ。……それにしても本当に助かったよ。もしここに屋敷が建っていなければ、僕はきっと今頃巨大な雪だるまにでもなっていただろうからね。(　　のんびりと気の抜けた口調　　)だからありがとう…君は僕の命の恩人といっても過言じゃないくらいだ。