とある政府役人 2016-12-14 22:21:37 |
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俺は余程の暇人でも危機感が無い人間でも無い。 ( 視線を逸らさず一言告げれば、右手を伸ばして相手の片頬をぶに~、とつまみ。事実それなりに多忙を極めてはいるし危機感も持っているつもりだ。最近は腰を上げる事も少なくなってきた為、些か運動不足を感じている。たまには体を動かさないとな、と考え事をしながら相手の様子など気にも留めずぶにぶにと少しの間遊んでいると、やっと気が済んだのか立ち上がっては肩に着いていた桜の花弁を払い落としつつ下記を。「護衛を付けてまで警戒する様な奴じゃないと判断したまでだ。
__それに、お前は中々に頭が切れると見た」此処で暴れれば自分がどうなるか分からない馬鹿ではないだろう、と暗に告げて。…まぁ、それを視野に入れて尚襲い掛かってくるのだとしたらそれまでだがな。小さく呟けば本丸の中心部へと続いている廊下を進み始めて。相手が自分に着いてきているかどうか確認もしないのは、これまで大勢の刀剣男士を率いてきた影響からか。若しくは、今日が帰還予定の遠征部隊率いるリーダーである山姥切国広と、つい先日引き取ったばかりの山姥切国広が対面してしまうかもしれない焦りからか。 )
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