とある政府役人 2016-12-14 22:21:37 |
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(/了解です、こちらも何か気になる部分等御座いましたらお気軽にお知らせ下さい。背後は失礼致しますノ+)
>> 23 御手杵(怠惰)
(話し掛ければ応答もする。審神者の命にも何を思うまでもなく第一に従う。それだけ見れば異常性は無い様に見えるだろうし、こんな時で無ければ従順だと笑っていたかもしれないが、彼は能面の如く表情といった表情が素晴らしいくらいに一切動かない。此処まで無表情を保てるのもある種尊敬するものがあるが、こりゃ思っていたより深刻だと内心眉を顰めた。良くも悪くも武器として生きてしまっている。どうしたって我が本丸のアレ達と比べてしまうと己には荷が重いと感じざる得ないが、自身でそれを払うかのようにあっさり座り込んだ彼の頭に手を置き、そのまま指通りの良い髪の毛に指を通しながら物理的に見下していた視線を中腰に屈める事で合わせた。表情筋は無いものの、捻くれてもいない。僅かながらでも首を傾げるその動作に存外可愛い奴だと笑みを零せば、先程とは違ってやや乱暴に頭を撫でる。当面の目的は決まった。喜怒哀楽、どれでもいいから彼の無表情を崩せるよう努力でもしてみようか。───まずは、名前を言うだけが自己紹介としている彼に何を質問しようかと考えてはみる、が。浮かび上がるのは"好きな食べ物"なんて陳腐なものだった。そもそも美味しいと思える飯を食っていたのかすら謎だが、とりあえず聞いてみようかと真似をするかのように首を傾げて見せて)
───名前を言うだけが自己紹介じゃねェだろう。……そうさなァ、美味しかった食いもんはねえのかい?
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