とある政府役人 2016-12-14 22:21:37 |
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(/はい、呼び名はそれで大丈夫です!
ありがとうございます、そちらからもやりたいこと等がございましたら遠慮無く仰ってくださいね。
ええと、とりあえずこれからの展開というか補足なのですが、暴食倶利ちゃんは常にお腹が空いている状態で、普段は理性で抑えつけるか、自分に傷を付けて血を自給自足して誤魔化しています。どうしても我慢が利かない場合だけ部屋に篭って審神者から与えられる顕現前の刀剣を食べる感じですね。でも一番空腹を満たせるのは血液なので、すぐにお腹が空いて堂々巡り、といった感じです。
さっそく限界が来て光忠さんを追い出そうとしてますが、部屋に残ってもいいし、言われた通り出て行っても大丈夫なので行動はお任せします!)
…………。
(向けられる優しげな笑みも、柔らかな声音も、蜜色に似た金の隻眼も、自分の記憶と何一つ変わらない。逢いたくなかったと言えば嘘になるが、逢いたいとも思わなかった。そんな複雑な気持ちのまま相手の言葉を聞いていたが、最後に聞こえた『食欲』という単語にびくりと大きく肩を震わせてしまう。政府に保護されてからは血や刀を口にするのを頑なに拒否していたせいか、一度意識してしまえば抑えつけるのが難しいのは分かりきっていた。それでも、目の前の彼だけは、自分の異常に巻き込ませるわけにはいかない。ギリ、と強く自らの本体を握りしめ、決して相手を視界に入れないよう顔を逸らし、込み上げて来る衝動に耐える。「…大丈夫だ。あんたが心配するような事は、何もない…」と、かろうじて返事は出来たものの、どこまで耐えられるか分からない。早くここから追い出さなくては。早く、早く、自分から遠ざけなくては。「…用がそれだけなら、もう出て行ってくれ…早く…っ…」血が欲しいと考え始める前に、と言外に告げて)
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