きつね 2016-11-29 18:57:25 |
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>>大倶利伽羅
そうだな…本丸は此処だけじゃないだろ?それぞれにそれぞれの“大倶利伽羅”が居て、“俺”も居るのさ。
( どう説明すべきかと顎に手を当てて少し悩んだ後、簡単な説明をしてやり一人満足げに頷いて。そこへ何やら不安げに問い掛けられた言葉に面食らったように目を見開くも、その懸念を一掃してやるように快活に笑い「はっはっは。そんな事は無い。ただ、きみよりも愛情表現が下手なんだ」そう口にしながら困ったように肩を竦めるものの、その表情は柔らかく緩んでいて )
>>彩月
( それから暫くこの場に止まっていたものの、このままでは事態が進展も後退もしないのは目に見えていて。仕方なく腰を上げて再び本丸の門の前に立ったは良いが、相手の居場所など見当も付かない上に勝手に上がり込むのはそれなりのリスクが付き纏う。生憎難しく考えるのは苦手で、気難し気に眉を寄せて首を傾げた時には半ば思考も停滞していて )
>>粉雪
…こりゃあ驚いた。まるで魔法だな!!
( 突然相手の掌の上に現れたカラフルな飴には流石に肝を抜かれ、驚きに見開いた目をぱちぱちと瞬かせて。一拍遅れて素直な心境を口にした後、その手から飴を一つ受け取りながら無邪気にも目を輝かせて賞賛し。嬉々としながら包みを剥いて口に飴玉を放り込み口内に広がる甘さに頬を緩めていたその間、相手は何やら己には理解し得ない程の壮大な目論見を語っており。どれを取ってもお上からのお咎めは免れなさそうな内容だが、相手の考えは恐らく誰にも曲げられない。呆れたような笑みを浮かべてもう一つ飴を剥くと口元へ差し出しながら「…全く、きみには敵わないな。だが難しい話は後だ。今は自分の身を守る事を考えていれば良い」そう言葉を紡げば口を開ける事を促すように「ほら、あーん」と口を開いて見せ )
>>薬研藤四郎
まぁな。あいつはしっかりしている。何処の本丸でも変わりやしない。
( 問い掛けに対し鷹揚な首肯と共に肯定の言葉を口にすると、個体差はあれども生真面目さは健在であったのを思い出して頬を緩めて呟き。そんな折に相手から険しい視線が向けられているとも知らず、出された湯呑を手にして一口啜り。ほう、と息を吐いた時タイミング良く本題を切り出されると湯呑を傍らに置き、決まり悪そうに首筋に手を置いた後「あー…、簡単に言えば、政府からのお達しでこの本丸の刀剣の破壊を命じられて来たんだ」とありのままを白状し )
>>獅子王
はっはっは。きみはいつも良い反応をするな。
( 悪びれた様子等欠片も無く、豪快に笑いながら呑気にも相手のリアクションへの賞賛を口にして。しかし普段の様子は何処へやら、直ぐに相手の表情に現状への悲観による影が差せば困ったような笑みを浮かべ。「心配するな、こんなのはもう慣れたさ。きみこそ中途半端な同情を見せるんじゃないぞ」片手は相手の頭に置きわしゃわしゃと雑に撫でながらも、掛ける言葉は心根が優しい相手に対するものだからこそ何処か厳しさを持っており )
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