裏表乱舞　【 NBL／serious 】

>>彩月

…きみ、俺達を知らないのか?仮にも審神者ならもう少し周りの事も見ておくんだな。
( 今のところ刀剣達は顔を合わせただけで大方此方の目的を察していたが、肝心の相手が何一つ勘付いていないようで。襲撃したのはこの本丸だけでないのだから、噂だけなら流れていても良いはず、相当閉鎖的なのだろうかと思案を巡らせながらも、呆れ果てたように肩を竦め。しかしふと表情を引き締め鋭い目を向ければ「この本丸の刀剣を破壊するよう政府から命じられている。奴らの為を思うなら大人しくしててくれないか」と静かな声で語り掛け )


>>一期一振

奇遇だな。俺もだぜ。
( こんな状況下でも相手を驚かせられたと知れば得意げな含みのある笑みを見せるも、やはりこれから顔を合わせるであろう全ての刀剣達に抱く気持ちは同じで。この出会いがこんな形で無ければと、そんな事はもう幾度と無く感じて来たことでもあり。背中を見せる相手にまさかいきなり斬りかかろうとも思わないし、そうしたところで相手の前では無駄であろう。そう分かっているからこそ促されるまま後ろを歩いていき、掛けられる言葉を笑い飛ばしながら言葉を返して )
無論だ。俺だって大事にはしたくない。


>>主

やぁ、遅かったな。
( これから足を踏み入れる本丸を前に走っていた緊張感は、相手の審神者である相手の登場によって幾分か和らいだように思え。あくまで普段と変わらず呑気に声を掛けるが、差し出されたお守りを受け取りながら思いを馳せるのは相手の心境であり。きっと優しい相手の事だから、今回の事にも胸を痛めているに違いない。それを証拠にこれまでも何度かされた事のある提案には、いつにも増して重みを感じ。それを理解すると同時に、これまで幾度もの刀剣の破壊を経験している間、知らず知らずのうちに蓄積された禍々しい感情が頭を擡げようとして。「…破壊してやる事が、彼奴らの“救い”だったんじゃないのか。」そうでなければ、己は一体何をしていたのだろう。ただでさえ苦しんでいる彼らを政府に言われるまま排除していただけだと言うのだろうか。そんな疑念が胸に立ち込める前に自ら振り払うと、口角を上げて涼しげな笑みを見せ「なぁんてな。勿論、きみがそれを望むなら一振り残らず救ってやるさ」目の前の本丸を見上げてなんの確証も無く自信満々に断言して )

(/初めまして、絡んでくださり有難う御座います!!私の動かす鶴丸には勿体無いお褒めのお言葉…!!貴方様こそ、儚げな雰囲気と強かさのギャップはもう悩ましいほどで…!!そんな審神者様に仕える者として相応しく居られるよう、精一杯努力致します。何卒宜しくお願い致します!!/此方の会話は蹴ってやってくださいませ!)