こーこはどーこの箱庭じゃ

あ！あんたは最初に会った、…えーっと、そういや名前聞いてなかったな。さっきの人の兄貴なんだろ？肘丸っていうんだな分かった！（　にッ、　）あー…インフルエンザの流れには逆らえなくてな。でも俺の方も、待っててくれてよかったのな。

じゃあ今の場合の「肘丸」もそうだよな。あ、此処での俺からの話は本編には反映しないっつーか、…ま、背後の代弁だと思ってくれな。（　手合わせぺこり、　）話は理解したから、まあ渾名で呼ぶぜ。まだその「じっちゃん」とか「びっくりおじさん」には会ったことが無いから、会ったら考えるぜ。



ん？山本でも武でもどっちでもいいぜ！年近そうだし、呼び捨てでいいからさ。
（　やはり相手からの名前は耳障りなノイズが混じり聞き取れず、名前を知る事が出来ない自分にとっては困ったものだからか表情も困惑した様子。廊下に出ている相手から名前の呼び方を聞かれると相手がまさか何年も生きている人間だとは思わずに安易に見た目から年が近いと判断すれば明るく答え。然し相手の名前が分からずに呼ぶことができないのは困ったもので、恐らく自分よりも年上らしい相手の方に顔を向けて首を傾げ、違和感なくその質問を口にし、　）
なんかさ、此処に来てから名前が聞き取れないのはそういう世界だからとか、なのか？