こーこはどーこの箱庭じゃ

おっと、君はさっき見かけた…。まぁ、いいやさっきは弟が世話になってたみたいだね。（　ふふ、　）弟の…何とか丸はちょっと用事で出てしまったから代わりに僕が来たけど大丈夫かい？（　首かしげ　）あぁ、そうだ肘丸から伝言を預かってるんだった。えーっとね、要約すれば「戻ってきてくれただけでも嬉しい」だって。（　こくり　）

また伝言になるんだけど、背後からも名前の聞こえ方について一つ二つ。
君は僕等の名前を聞き取ることができないってあったけど、一部例外があってね。「本来の名前が想像出来ないような渾名」が入るのかな。
例えば三日月宗近のことを「じっちゃん」と呼んだり。鶴丸国永のことを「吃驚おじさん」と呼んだりしているものははっきりと聞こえるんじゃないかな。でも「三日月のじっちゃん」って呼ばれちゃうとぎりぎり「じっちゃん」の部分だけ聞き取れることになる…と思うよ。
はっきり言ってボーダーラインは微妙だからこれはどうとかあったら遠慮なく聞いてくれて大丈夫だからね。
長くなっちゃったけど分からないことがあればいつでも聞いてくれてかまわないよ。



（　相変わらず自分のことを‘ちゃん’付けで呼ぶ主に不服を覚えるも今は気にせずにどうするべきか考えて。案内と言われてもどこを案内すればいいのか、自分が来た頃は本丸中バタバタしておりそんなことする暇もなかったように覚えている。廊下へ出て暫くあーでもないこーでもないと唸っていれば相手の声が聞こえ。‘山本武’という名前を聞き取るも刀と人間の名の付け方は同じとは言えず、どう言えばいいのかわからずに頭を悩ませ　）
俺は獅子王ってんだ！あーえーっと…、何て呼べばいいか教えてくれるか？