匿名クン 2016-11-28 06:58:26 |
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_傘忘れちゃってさ-、良いやって思ったら傘なんてどうでも良くなったんだよね。
( 少し傘を傾け己に雨が掛からないようにしてくれた彼を見遣りながら、へら、と口元を緩めて上記述べるものの寒いのか軽く手を擦ったりして。ジャケットを脱いで濡れるにも関わらず肩に掛けてくれる彼のジャケットから良い匂いがしたが、彼の心配をしたのか「_濡れるし、まこっちゃんが寒いでしょ。」と告げて彼にジャケットを返そとして。背を向けて歩き出そうとすれば肩を慌てて掴まれピクリ、と肩を揺らしてから引き留められた為足を止めゆっくり振り返れば珍しく怒った様子の彼で。何をそんなに怒っているのだろうか、己が野宿しようがしまいが彼には彼女サンが居るんだから関係無いだろう。何て思考巡らせながらす、と僅かに目を細め口元に笑みを浮かべ彼から目をふい、と逸らして違う場所を見ながら「_..泊まるとこ無いんだから仕方ないでしょ。良いじゃん、俺が別に風邪引いたって、道端で倒れていようが、ね?ほら、俺なんかに関わってると彼女サン可哀想だよ、早く帰ってあげなよ。」と前記述べれば震えてしまう寒さに僅か身震いしては彼をちら、と見遣ってへら、と笑みを浮かべてみせ。家が有って、暖かいご飯があって、仲の良い家族が居て、良いなって羨ましくなる。何でだ俺には無いんだろうって考えては自己嫌悪に陥って、もう良いやって何もかもがどうでも良くなって。何て思考巡らせながらす、と顔を伏せては「_俺野宿する場所探しに行くから。」と前記述べれば再度彼から背を向けて歩き出そうとし。)
( 全然大丈夫ですよ!いえいえ、何度か下げてしまって、1人コントみたいになってましたが。 (( / )
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