ああ、これかぇ?死んだ曾祖父の形見じゃよ。とは言え、うちは儂を除いて一家揃ってお亡くなりさ、ひどく病弱でね・・・でもまあ、今こうして新たな家族と幸せに暮らせてるから、天の家族は喜んで見守ってくれてるだろうさ (指摘されると煙管をペン回しの要領で回しながら、もう居ない身内の話をして。そして、虚空を見上げて少し無理をして、引きつった笑顔と共にほろりと涙が一筋零れて)