匿名 2016-11-05 15:42:59 |
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◆ ルフィ
──あー、腹減ったァー。
(絵に描いたような青と白のコントラストが清々しい晴れ渡った空の下。くれぐれも問題を起こさないようにと念を押されて送り出された航海士の言葉など言うまでもなくとっくに忘れ去られており、初めて足を踏み入れる島に毎度のことながら期待に胸を膨らませつつ、周囲を全く気にしていない様子で人が行き交う中を我が物顔でずんずんと歩んで行く。仲間と別行動という名の冒険を始めてから随分時間が経っているが、島の様々な料理屋が目に付き空腹を訴える鈍い音がこれでもかと鳴るばかりで、期待とは裏腹に未だ特に変わったことはなく、あからさまに空腹を訴えるように腹をさすりながら一人ごちりつつ好奇心に身を任せ道を外れてみると、程よく活気があった町から段々と木や草が豪快に生えた野道へと姿を変え、足を止めた先には何の変哲もない鬱蒼とした森が広がっており。これから楽しいことが始まるに違いないと言わんばかりに口許に笑みを浮かべればトレードマークの麦わら帽子を大切そうに被り直し、いざ行かんと前方へ視線を向け一歩を踏み出そうとしたその瞬間、木々の奥の方に黒い影が視界に入り。見間違いかとごしごし目をこすり瞼を細めつつ再度確認するもやはりそこには得体の知れない影が。見間違いではないと分かれば、こんな森に居るとなると野性の動物だろうかと真っ先にかなり大きめの凶暴そうな熊を想像し、案の定興味津々に瞳を輝かせてはその後を追うようにして幼い子供顔負けで勢いよく駆け出し。森へと突き進んで行き、距離が縮まって来ると明らかに動物のサイズではないことに気が付くも、まだ熊という発想を捨てきれず。)
…なんだァ?熊か?
◇ ヨル
──あ、アンタさっきの…。
コートありがとうございます〜。でもちょっと趣味悪いですね、なんつって。
(今日はツイている、島の片隅にある小さなホテルのカジノにしては随分儲けられた。先程勝った相手からいざ掛け金を頂こうという時、どうやら持ち金では足りなかったらしく、これで勘弁してくれと派手派手しい赤いファーコートを押し付けられてしまい、サイズの合わないそれを肩に羽織ったまま町の中心部にある酒屋へと足を運んで。片手に持ったベリーを全て差し出し、見るからに高そうな酒二本と換金しては早速何処かで飲もうと辺りを見回していると不意に肩を叩かれ、警戒心の欠片もなく振り返れば其処には例のコートの持ち主が鬼のような形相で立っており、冗談交じりに声を掛けるも男の手の中に堂々とナイフが握られているのを目にすると、またかと言いたげに浅い溜息を吐き、両手で酒瓶を抱えながら身軽に人の間をすり抜けその場から逃げるように退散して。それでも男は粘り強く追って来るようで、能力を使おうかと脳裏を過ぎった時丁度長細い路地を見つけ素早く逃げ込むと只管光の差す方へと歩みを進めるも、路地を出た先は浜辺。日もほぼ沈んで夕日に照らされた海は拝めないものの、夕方特有の青と緋色がグラデーションになった空が海を輝かせており思わず見惚れていると、次に視界に入ったのは一つの船。綺麗な船故無人ではないだろうと普段なら近寄りもしないが、あの鬼のような形相を思い出すと今は野宿をする気分にはとてもなれず、足音を立てないよう心掛けつつ歩み寄れば帆のドクロマークにも特に気にする素振りはなく、取り敢えず声を張り上げ呼びかけてみて。)
すみませ〜ん、すみませ〜ん。誰かいませんか〜。
(/遅くなってしまって申し訳ありません!絡み文投下させて頂きました…!*
ルフィの方が書いている内に何故か森に…(←)足りない知識で精一杯考えましたが似非なルフィをどうかお許しください(汗)場面や言動、描写など、わんぴーす様のご期待に添えなければ意味がないので不備や修正点などございましたら遠慮なく仰って下さいませ!
そしてヨルの方ですが、停船所(?)か浜辺か非常に迷ったのですが、結局どちらがいいのか分からず…。不自然な点等ございましたらそちらの方もご指摘お願い致します!
おお、なんと画期的な!アメリアちゃんとヨルの提案につきましては当方も賛成です!可愛いだなんてとんでもありませんよ!アメリアちゃんの足元にも及びません…!それでは、お互い余裕が出て来た時に此方のヨルと遊んで頂ければな、と!*
物語始動!ということでお言葉に甘えて上の文は一先ず蹴らさせて頂きました…!御気分を害されてしまいましたら本当に申し訳ありません!(土下座)
不甲斐ない背後に加えて不出来なヨル、似非なルフィになってしまいますがこれから何卒宜しくお願い致します!*)
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