ぽむ吉 2016-10-20 19:42:39 |
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>>拓磨
――…、おい拓磨。屈め。( イラつき表情に出しつつ )…村中に広がるってことは、お前の親の耳にも入んだからな。( ぼそりと )
そうか。…俺も。お前や、珠紀…仲間が好きだというこの村なら、守ってやりてぇって思うよ。( 目線戻しては僅かにはにかみ )
お、おぉ、覚悟しとけよ。今までにない先輩らしいところ見せてやるぜ。
(これこそ売り言葉に買い言葉。にこやかな表情が憎たらしくて、このままでは引き下がれないと確証の持てない宣言を。「それは、無理あるぞ。拓磨。寒い時ならわからなくもねーけど、あっつい中でたい焼きとか…聞いただけでも汗が出てくるぜ」熱心に語りだす姿を、自分のことは棚に上げて呆れた目線を送り。反論してこないためか、そのまま騒ぎ続け、ふと何かを口に放り込まれれば口を閉じ。仄かに口の中で広がるイチゴの味。わざとらしくも静かにという会津を送ってくるのを目の前に、かちんとくるも今度は口には出さず。「そーかよ。言っとくけど、なんも楽しくねーぞ」後ろから追いかけてくる気配を感じながらもそのまま歩き続ければ、いつしか図書室の前へ。扉を開けて、茜色の空間の包まれた部屋の中へ入り、「…祐一は今日はいねーのか。…あぁ、そういえば用事があるとか言ってたな」いつもいるはずの馴染み深い姿がないことにポツリと呟くも、さほど気にしていない様子でそのまま中へと入っていき。)
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