赤い糸 2016-10-16 23:21:09 |
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〉カラ松
……ん、ちゃんと全部食えたな。偉い偉い。おいで。ああ、ごめん。贔屓良くないね。十四松もおいで。おそ松兄さんも。トド松も拗ねてないでおいで。じゃないとチョロ松兄さん心配して煮干しどころじゃないから。……、俺。中途半端ってやつだよn!!??っうわあぁぁあ!!???って、てててめぇ、ノック位しろクソ松…!!(すっかり猫に夢中になっていたのか玄関の引き戸の音も相手の声にも反応することが出来ずに煮干しを平らげては擦り寄る細身のその猫を撫でては兄弟皆を心配するように平等に気を配るように手を伸ばし撫でてはふと自分が卑怯であることに気づかされてしまったような気がして眉を寄せ。…カラ松のことが一番好きだ何だと十四松に泣き付いてる割には、恋に準ずる事も、五男のように誰かを助けることもできていない。できないくせに十四松の優しさを断る強さもない。皆が望み通り幸せにとは行かないのも頭では分かってる。でも僕は十四松を受け入れて恋することも、おそ松兄さんに嫉妬することも、トド松に十四松を渡してやることも、チョロ松兄さんにトド松のために諦めて欲しいと言うことも、カラ松に愛情を伝えることもできないとぽつり漏らすとこで背後からの相手の声。思わず体を跳ねさせては襖にも関わらずノック、等とおかしなことを返しつつどこからか取り出したバズーカ構え。)
…あ。何。わざわざ俺なんかの絡み分に続けてくれたんだ。ひひ、どーも。別に冗長になりやすいのは俺もだし。まあやりにくくなってきたら好きに蹴っちゃって……はいはい、いちおーよろしく。
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