主 2016-09-29 21:22:16 |
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>秋都
(手紙には、後の事が書かれている。一つは葵のことで。自分は親とも思われておらず、そして自分では心を解き解せない。全てを秋都に託す。と。二つ目は この先幻想郷で起こるであろう破滅の未来。三つ目は、自分は鈴仙さんに謝ることが出来たら、死ぬ事にしていると。四つ目は、葵をその上で殺しにかかった罪をなくすようにと嘆願を。五つ目は、それらを踏まえて、あとは頼む。と書いてあり)
>葵 鈴仙さん
……聞き分けがない。それでも良い。ただ、最期に。最期に謝ろうと思った。……その後自分で死のうと思ったから。
(ゆっくりと、吐露していく最期になるであろう自分の言葉を吐き出しつつ「……僕は。鈴仙さんの事を何もわかってなかった。ただ、少し変わってしまっただけで、何が起きるのか恐ろしく感じてしまった。その内に、追い詰めて。嫌な思いをさせて。謝れば許してもらえると思わない。それでも、最期に。鈴仙さんに謝ってから、罪を償うために自分で死のう。そう考えたんだ。……それならば、葵も狙われること無く罪には入らない」としっかりとした言葉を続けていて。そして、息をゆっくりと吸い「……ごめんなさい。鈴仙さん。僕は、夫になろうとしていたのに何も分からなかった。分かっていなかった。だから、本当にごめんなさい」と頭を深く下げて)
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