..凄い。 (重ねられた手の暖かさに驚きつつも、目の前で綺麗に色づいていく景色に思わず感嘆の声が漏れ。暫くされるがままに手を動かし、目の前のキャンバスに見とれていたものの休日の昼間の公園で一緒に絵を描く男二人は周りにどんな風に思われるのだろうかと考えて小さく吹き出し「わかった、もう充分だ。周りを見ろよ?」と此方に視線を投げかける人々をちらりと見ながら苦笑いし