「昼飯の時間に声かけにきたら、お前寝てたから…。さすがに昼飯食わなかったから腹減ってるだろ」 視線を逸らす糸の頬は少し赤い。 照れているのだろうか。 そんな事を考える余裕が出てくると、身体の動きも軽くなり、自身が空腹な事にも気づいてくる。 「そうか、ありがとう。それじゃ、冷めないうちに行くか」