だからこそ、 次は妻子持ちか。とも思った それでも、「…いいですよ」 なんて安易に言ったのは、きっと私が寂しい人間だったから、そしてとてもバカだったからだと思う 罪悪感は感じていた。 けれど、その時自分では気づかなかったくらいの少しの……期待と好奇心。 ー幸せにはもうなれないんだろうな ふと、頭の隅でそう思った