嘘が御好き ( HSJ / nl or bl / ﾃｷﾄｰ王子募集)

よろしくね (　くす　)




日記ってゆうより交換本じゃない？ (　うんうん　) えー、じゃあ私絵本にしよっかなぁ... (　む/　)




ふふ、ありがとうね？ (　にこ　)
そうそう、いのちゃんを振り回してくれるような子かなぁ (　ぐっ　) ドラマねー、いのちゃん掛け持ちだけど大丈夫なの？ (　じぃ　)
ん、それか私が引き留めて欲しくて...みたいな？私的にはどっちでもいいよ (　こく　)







...体調管理とかしっかりしないと駄目だからね。
(　こんなこと言ったらお節介になるのかもしれないけど陰からでもいいから彼を応援したい訳であり母親かと突っ込まれるような言葉を投げ掛けて。スキャンダル、と言った言葉を聞けば確かに。それにスキャンダルで悲しむファンもいるんだよねとすっかり人気になってしまった彼見詰め「 スキャンダルかぁ、それは大変だね。雑誌とか取材沢山来ちゃいそう 」と此方も冗談めいたような口調で告げるとふと彼の微笑みに視線が向いてしまい、友達と居るよりも癒されるんだよねと昔の思いでのように懐かしく思い。既に外にいる彼を追い掛けるように拾ってくれたタクシーに乗り彼の隣に腰を掛け。此処から彼の家までそう遠くはないはず、と記憶を頼りにしては、ポケットに入れてある筈のスマホがブー、ブー、とバイブしたのを確認すると何かと思いスマホを出すとそれは会社の同僚からであり直ぐに返さなくてもいい要件な為スルーしてはカレンダーを見ると“花火大会”の文字が見え、ふと隣の彼に視線を移し「 ね、明日って暇だったりする？ 」と訊ね、もし暇じゃないって言われた時は諦めようと決心し　)

あー、確かに（　ぽんっ　）絵描くの上手なんだぁ、あかねちゃんの絵、楽しみぃ（　ふふ　）



んー、まぁ俺三人くらいに分裂出来るから大丈夫だよ（　にへら、/←　）
んぅ（　悩み　）じゃあいいとこどり？（　にま、　）お互いに自分が負担になってるんじゃないかと思ってて、引きとめてほしいあかねちゃんが別れ話をしたから、俺もそれに乗った。って感じ？（　こて　）それで俺がフリーになったことを聞きつけた今カノちゃんが現れて。かな？（　むむ　）







……──まで、お願いします。はい。
（ 相手が乗り込んで来たのを確認すればタクシーの運転手へと自宅への道を告げて、背もたれへと体を預ければ隣へと座る相手の動きが視界へと入り、なんとなく視線だけではなく顔をそちらへ向けて見ていればスマホを取り出す動きが見え、自分と同じようにもしかしたら恋人からの連絡なのかもしれないと思えば少しだけ顔を引きつらせ、だが直ぐに彼氏が出来たのなら軽々しく男の家へと入り込むわけがないと自分を納得させようとするが、頭の中からその考えはなかなか消えない様でひとりぐるぐると考えていて。相手が顔をこちらへ向け、声を掛けられればはっとしたように目を開いてから｢ ……明日？ ｣と一旦言葉に出し、｢ 明日はなんもないよ。ちょうどオフだから部屋の片づけでもしようと思ってた 。｣と素直に思っていたことを告げれば相手から視線を外して窓の外を眺め、ぽつ、と一粒降ってきた雨を見つめれば、そういえば今夜から明日の朝にかけて酷い雨になるかも知れないと朝の番組が告げていたな、などと“相手に恋人が出来ていたら”の思考を押し出すように考えていて。 ）

上手って訳じゃないけど、高木くんよりは上手いかな... (　ふむふむ←　)




三人かぁ...じゃあ日曜10時半と月曜９時と私で丁度だね (　にこり　)
流石いのちゃん、ナイスアイディア (　こく　) じゃあそれで行こっか。








...そっか。片付けかぁ、私もそろそろしなきゃね。
(　明日も仕事だよ、と返ってくるかと思いきや丁度オフだと返され誘いやすくもなるが片付けと聞いては暫く長い時間家にもいることが無かったからか休みと言えば何処かしらに出掛けていて散らかってはいないものの何時誰が来ても良いようにしたいと思っていた事を思い出し。そんなことを考えている内に車が走り出しふとまだ明るい外を見てみれば雨がぽつりと降ってきていて朝テレビを見る時間も今日は無いぐらい急いでいたのか傘は持ってきておらず何処かコンビニとかで買えばいいと考えていて。其よりも一旦考えることを止めてしまえば彼には既に恋人が居るのだろうか、と彼の事ばかりで自分の勝手で別れた筈なのに気持ちは変わらぬままでありそんな自分に溜め息を漏らし。スマホを離し手を下げるとたまたまなのかもともと彼の指があった場所に落ちてしまい触れるか触れないかギリギリでありどきり、と心臓が跳ねて今車内は暗いし分かんないと思うが顔は自分でも分かるほど火照っていて熱っぽいのが伝わってきていてあと少しだけ、と内心悪いと思いながらも知らない振りをして手は退かさず　)

ゆーやの絵よりって（　ふっ　）じゃあそんなに期待しない方がいいね（　にっこり/←　）



そうそう～、でももしかしたらあかねちゃんに三人くっついて離れないかも（　ふふ、　）
褒められた～（　にへ　）りょーかいっ！



ちょっと用事があって遅くなっちゃった…ごめんね？（　しょぼ　）









めんどくさいよねえ、（　相手も片づけをしなければ、と言っていることを聞けば相手の部屋の様子を思い出しながら小さく呟いて。窓の外を眺め、流れていく見慣れた景色を見つめていればため息とともに自分の手を置いている近くに熱を感じ、チラと目線だけそちらに移動すれば相手の手が近くにあり。意識しないようにすればするほどどくどくと心臓の音が大きくなっていく、すぐそこの角を曲がれば家の前、ということを確認すれば少しだけ手をズラして相手の手へと重ね、ぎゅうと握りしめてからすぐに離し、家の前までついたことを確認すれば｢　ここで大丈夫です　｣と運転手へ告げて財布から札を取り出せば小雨の降るなかタクシーを降り、相手の方へと回り込みドアを開ければ｢　傘ないや、ごめんね早くおいで　｣と優しく微笑んで呟き。　）




（　足早にオートロックマンションの入り口を抜け、チラと郵便物がないかを確認してからエレベーターの上へ向かうボタンを押して。自分は帽子をかぶっていたから濡れたのは服だけだが、相手は大丈夫だろうかと考えて顔を見ようとするが、先ほどのタクシー内で手を握ってしまったことを想いだせばなんとなく見づらく、誤魔化すように鞄の中で震えるスマホを取り出せばやはり今の彼女からの連絡で、“　花火大会行こう！　”という文字を見ればそういえば…と去年のことを思い出し、ちょうど到着したエレベーターへと乗りながらそのことを考えれば相手が明日は暇かと聞いたのはもしかして、などと思うが自意識過剰かと思えば口を噤んでしまい　）

えー、私ちゃんと犬ぐらいは描けるよ? (　むっ/　)



うわー、私それじゃ身動き取れないけどね (　くす　) それはそれで嬉しいけどさ...本物かどれか見分けつかなくなっちゃうね (　あはは　)




いいの、いいの。ちゃんと来てくれてるし (　背伸び / 頭撫で　)








まぁ、何時でもいっか。
(　彼が今発した言葉は自分の部屋を知っているからのものなのか、とちょっとした事であっても隣に座っている彼に結び付けてしまっていて苦笑しながら呟くと外に目を移しもうすぐ彼の部屋である事を確認しては車から降りたら話しよっかと幾つか考えてはいるものの意識は手に集中していてもう心臓が壊れてしまうではないか、ぐらい煩く何気ない振りをして迷惑かもしれないし手を退かそうかとしては、手を握られてしまい此方も無意識なのか握り返しするり、と直ぐに離されてしまうもののなかなか心臓の音は鳴り止まずそんなことされちゃったら期待しちゃうのに。彼の家に到着したのか財布から払っている彼に一言ありがと、と御礼を言えば先に降りた彼から迎えに来てもらい此方の心臓は一向に静まる気配もなく車から降りると彼に続き足早に中に入り。覚えていて忘れられないからなのか変な緊張はなく前もって押してくれていたエレベーターに乗ればスマホを見ている彼に変わって部屋がある階のボタンを押しては先程の手を握ってくれた事が頭を過り顔が熱っぽく嬉しくは有るものの何処か引け目を感じて。彼の部屋の階に着くとエレベーターを降りて歩きながら「明日さ...もし暇だったら花火大会行かない?」と訊ねて　)

っと、見つけやすい様に上げとくね? (　上指差し　)

ゆっくりでも全然大丈夫だからね、待ってるから (　にこり　)

今日発言が無かったらリセットさせてもらっちゃうね(　眉下げ　)

( / 上げ