博多っ子 2016-08-11 18:08:59 |
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( 持ちかけた提案を遠慮するのではなく素直に受け入れられる事の嬉しさを抱き、それを微笑ましいと感じるだけならば良いが、年齢の離れた彼女の動作一つ一つに年甲斐もなく心臓が煩く高鳴るのだからどうしようもない。今だって戯れの様に人差し指を唇に宛がうその仕草に目を奪われて羞恥を感じてしまうのだ、思わずと男気も無く目線の先を落とす様に伏せれば躊躇い気味に腕を伸ばしトントンとその頭部を宥めるように撫でて、不自然にならないようにゆっくりと目線を向ければ覗く様な近い距離の愛らしいその顔を見つめ「__ほら、行っておいで。お客さんが来たら秘密は終わりだから」其の儘バックヤードへ体を進められるように腕を戻して。今の対応は間違っていなかっただろうか、自然に大人の対応を出来ていたか、顔は赤くなっていなかったか、心臓の音はばれなかったか、…なんて止むことなく浮上する疑問をグルグルと頭の中に生みながら眉尻を落とした微笑を浮かべて )
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