§滴る雫、纏う闇§(学園・ＢＬ・ｳﾞｧﾝﾊﾟｲｱ・恋愛)

>結城 メア
なァ、何読んでンの？
（相手の態度を不思議そうに見るも、それによって相手に興味が移ったのか、本を閉じて頬杖をつくと相手が読んでいる本に視線向け）

>枢木 咲哉
教室間違えたンですね、もう何年此処にいるンですか。
（相手は何とか誤魔化そうとしたらしいが、直前の言葉のせいで教室を間違えたことは明白であり。小馬鹿にするように鼻で笑ってからそれを指摘して。さらに煽るように余計な一言を付けたしてから後ろ手に教室の扉を閉め、涼しい顔で歩き出し）

>早乙女 和葉
ごめンって、それアンタの口癖か何か？
（両手をズボンのポケットに突っ込めば、自分よりも少し高い位置にある相手の顔を覗き込むようにずいっと顔を寄せ、あまりにも頼りなさげな相手の姿についつい敬語を使うことも忘れて上記。かと思えば次の瞬間にはくるりと相手に背を向け、顔だけで振り返り相手を横目に見ては「情けねェ」と一言吐き捨てて笑い）

>清水 千里
あァ、そういう……
（相手が持っている鍵を見て納得したように頷いて。何時もならばこのような頼み事は断っておしまいなのだが、図書室に入れないとなると困るのは自分自身であり。不服そうではありつつも相手の手からひったくるように鍵を取れば「りょーかいです。鍵開けた後、アンタが来るまでは持ってて良いンすか？ それか、どっか置いとくべき？」と、相手に背を向けつつ）

>碧川　千種
はァ？ 聞きたいコト？
（教師が自分に一体何を聞くことがあるんだ、と不審がる思いはしっかりと表情に出ており。問いかけに対し人目を憚ることなのかと引っ掛かりを感じるも、ちら、と教室に目を向ければ生徒たちの意識が此方に向いていないことを確認し「面倒くせェから此処で良い」と、廊下の壁にもたれ）