✕　ぬらりひょんの孫 * 3L　✕

『 私は大切な人達を護りたいの。力を貸して、夜。 』
「 やれやれ、欲張りな姫サンだな。いいぜ？ 」



名前／奴良　リヨン（奴良　鯉肆）
年齢／１５歳（中学三年生）
性別／女の子（中身はオッサン）
種族／ぬらりひょんと人間のクォーター
立場／ぬらりひょんの孫であり三代目補佐、影

性格／飄々と、のらりくらりと躱すぬらりひょんらしい人物で化けの皮を剥げばオッサンが出てくる。面倒臭い、が口癖ながらも大変ブラコンの為、リクオの為なら！とリクオの行く手を阻む者は切り捨てる非情な部分も持つ。年の割に大人びている分、周りと一線を置いた接し方をし、よく言えば手のかからない子。
妖怪時はリクオに似ており、サバサバとした姐御の様な。口は悪いが面倒見も良く、但しオッサンは健在。寧ろ妖怪時の方が女子力低下中。堂々としているが非情さも残っている。

容姿／人間時の見た目はリクオや珱姫に似通っている部分があり、兄弟血族だとわかる程度。髪色は鯉伴によく似た黒髪で背中にかかる程度のストレート。瞳はくりくりと丸く、目尻の睫毛が長めで外向き気味。琥珀色の瞳。ぱっちりと言うよりは睫毛がやや下を向いている為か伏せ目に見える。見た目は歳相応か＋二歳くらい。特別白くはないが色白で華奢。人間時の身長は小柄で152cm。
妖怪時はあの特徴的な髪型ではなく、普通にぺったりと重力に従っている。夜リクオと瓜二つだが目の色は深紅でパッと見は銀髪。よく見れば指が細く喉仏も無いなど女性らしい部分が。但し動くとしっかりとしたツートン。赤、白、黒を上手く取り入れた着流しに畏の代紋入の群青の羽織。人間時とは真逆でナイスバディのお姉さん。身長も168cmと大分高くなり、見た目は年齢＋5くらい。肌の色は変わらず白く、腰には黒い鞘の長ドス。


武器／種族関係無く使える切れ味の良い長ドス、二つの鉄扇

能力／珱姫とぬらりひょんの能力を半々。但し自分が大切な人を護りたい、と心から思った時に発動する様で、他への発動はうまく行かなかったりも。ムラがあり、ホイホイ使えないが応用技を考えるのは得意。

戦闘／姑息な技も稀に用いるが、あくまでも補佐でありリクオの影である為これ、と目立ったものはない。少々力で押し負けるが、身軽さはやや高め。体力も男性より低い分速さや攻撃をいなすことでカバーしている。大切な人が居なくなる幻覚等の精神的攻撃に弱い。

備考／可愛らしく将来は自分達の主となるリクオの為、幼い頃から父や祖父に護身術を教えて欲しいとせがむ様な子供であった。父が刺されたと聞かされた時には一週間目を覚まさず、その時に妖怪として覚醒した様子。じゃじゃ馬、お転婆という言葉が似合う幼少時代を抜けると知性を磨き、武術を磨き、ひたすらリクオ、そして家族の為を思って努力してきた。その為、大切な人達にそれを否定されれば壊れる様な脆さを持つ。
ちょっとした大食いだがバタバタと五月蝿い分太らず、甘味は大の好物。自分でも甘味を作り出す始末。昔はよく無理をして熱を出していた名残か、疲れると熱が出やすい体質ではある。一人称は私。基本的に呼び方は様々。組の妖怪達は呼び捨てにすることが多いが、嫌だと言われれば相手が納得する言い方に変える。
特別頭が悪いとか、ドジとかは無いが数学と英語が苦手。授業を一日でも休むと未知の世界らしい。担当の先生とは密約（）を交わしており、先生が溜め込んだ仕事を差し支えない程度に手伝う代わりに平常点クダサイ的な。その辺が曖昧な先生である為、少しでも…と稼ぐ悪代官擬き。勿論、法律や規則に反さない程度。


ロルテ／（我が家でオッサンを満喫中、なリヨン←）


うま…！ゴリゴリ君のイチゴ練乳味。リッチだよリッチ。

（大好きな甘いアイスを片手に扇風機の前を陣取ると、足を軽く伸ばし組んだことで傾く身体をもう一方の手で支えながら、はふ、と至福のひとときを堪能し。）