どんだけ間ぁ空いてしまっても、戻ってこられるようにぐるぐる何重にも巻いときます。 何が何でも離れへんように。 ……ずうっと前から、俺の中には沖田さんしかいません。沖田さんが俺のためにしてくれることやったら、どんなことでも幸せや。 (喜んで困らせてもらいたいと小さく笑っては、見上げてくる相手の額そっと撫で。涙の滲んだ目元に軽く触れるキスをして)