戦場へ向かった友の帰りを待つ医者の話。 元気な姿で帰ってきて欲しいと健気に待ち続けるけれど、絶対にそれは叶わないとわかっている。それでも友が帰ってくることを心の支えに別の誰かの治療を続ける。もしくは大怪我をして自分の所に運ばれてこないかと待ち続ける戦医。もしくはそれを自ら仕込む戦医。和っぽい雰囲気で。切なく暗く。