都々 2016-06-18 21:21:15 |
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ありふれた毎日、ありふれた日常。
朝起きたら学校に行って、授業を受けたり友達とお弁当を食べたり。放課後は部活動に参加して夕日に照らされたの校門をくぐる。放課後は部活の友達と少しだけ寄り道。家に帰ったらお母さんが晩御飯を作って待っていてくれて、家族揃って夕食の時間。宿題をしてお風呂に入ったらスマホを触りながらベッドの上でごろごろして。そして気付けば眠りの世界に落ちてしまっていたりする。
それが私の日常で、そんな毎日を疑ったことなんてなかった。だけど、本当にそれが真実だと証明できるものは一つもなくて、いつからか私たちの日常は少しずつ崩れていたんだ。
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“ありふれた普通の”生活を送る少年少女たち。
彼等にはある一つの共通点があった。彼等がその共通点に気付く可能性は限りなく低い。何故なら彼等の殆どからは、その共通する出来事及びそれに関連付けられる記憶が抜け落ちている。
彼等は皆、一度死んだ人間である。
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