# 2016-05-26 15:22:32 |
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「えー…興味持ってあげようよ。…サービス、っつーか…予行練習?本気ぃ?…さぁ?あー…多分。」
「しょうがなくない?このひねくれ様はどうにもできないし。あー…自信家、だっけ?」
( 桃花 )
すみませんね。昔から冷めてるだのなんだの言われちゃうような奴ですから。えー…どうやって?え、何それ。あー…確かに美味しいもんねぇ…(ふと思うのは名前呼びについて。他の子たちは、さんやら、くん、やら、ちゃん、やらをつけているもので。どうも、慣れやしない。何故だが、長男の相手のみ、呼び捨て、というのは昔からの癖、とでもしておこうと自分の中で丸く収めこんだ。冷たい、と嘆かれればサラリ、と返した冷たい言葉。相変わらず愛嬌もなければ、可愛げもくそもない言葉たちが飛びでた。すき焼きは確かに美味しいが、この時期にすき焼きとはいったいどうしたものなのか、と相手の心をより一層心配したのは言うまでもなくて。まあ、相手のことだ。年々年を重ねるごとに相手のことが分からなくなるのは当たり前の男女の距離感とやらなのだ、と己を納得させたのは言うまでもない。相手に好き、と言ってしまったのは 口が滑った、とでも言っておこう。この反応には、期待できないし、ただただ、虚しくなるだけ。自分の中で完結させた、__筈なのに。)…嘘で言ってる、…の、かな。
( 一松 )
…うん。人違いだよ、人違い。…さぁ。そうそう、人生の大半は瞬発力でしょ。…何それ。よくわかんないけど、…よかったね、…なんか。(申し訳ない気持ちで重くなる心を抱えつつ、再度御免、と呟いては己の阿保さと間抜けさにため息を溢したのは言うまでもないだろう。嗚呼、何処までいってもガキのままの自分がいるような気がしてならない。相も変わらず、自分を好きになれやしないし、プラス思考にもしばらくなれそうにないな、とぼんやり脳内で考えて。瞬発力、という単語になんと返していいのやら、少し迷ったものの、適当にほめておいて。否、褒めたのかすらあいまいになるのだが。その辺は気にしたら、負けだと己に言い聞かせては、適当ながらに己らしく適当に相槌を打っていて。安心、という相手の言葉に少し首をかしげながら何となくこぼしたのは謎のおめでとう、という言葉。やはり、ニートをやっていると、脳まで腐ってくるのか、と少し焦ったりして。小さく手を振られれば、此方も小さく手を振って)…ん、ばいばい。
(明日はどうしようか。財布の中身には昨日もらったばかりの金が入っていたよなぁ、と思考回路を回転させつつ、家に帰れば速攻で明日の備え寝たのは言うまでもない。案外時間が流れるのは長いもので。昼寝をし、服は何を着ていくか迷ったものの、トド松に相談すれば、着せられたのがジーパンにワイシャツ、という何とも言えない組み合わせに苦笑を溢しつつ、待ち合わせ場所に向かって)…御免、待った?
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