さあ夜も老けてきた。私を呼ぶなら今、こんな光栄二度もないでしょう。注がれたワインに映る真紅の月を共に拝もう。(世に知らしめるようにして翼を広げ不敵な笑みで上記を告げる。オーバーな動きになみなみと注がれた葡萄酒は堪えきれず飛び出していけば吸血鬼嬢の服を斑に染めて。)