似た者同士。　／　非募集

海デート、かぁ。いっそのこと、少し遠くの海に行って、近くでホテルとかとって泊まり込みでいくか？、（　手をポンッ、）

ん、…、そんで、翔の唇は俺のもんだ、（　目開けて、/　後頭部に手を回し顔近づけて、キス、）

弱肉強食かぁ…、俺的に芸能界って華やかなイメージがあったんだが、それなりにみんな苦労してんだなぁ、（　感心した様に、）録音とか、マジでやめろ。んなもん聞かされたら恥ずかしくてしょーがねぇよ。また聴きてぇんなら、もう一回やれば、…、あ、いや、なんでもねぇ、（　ぷい、）

俺は、まあ…それなりに鍛えてるし。でも、翔…に、できるかぁ？、（　じぃ、）思ってねーなら、なんで目線そらすんだよ、（　じとー、）お、いいぜ。そっちのほうが燃えるしな、（　ふふふ、）戦うっつってもいつもじゃねーし…、まあそれなりに鍛えてはいるからな、（　ふむ、）

あ、そーいうのは自覚があんだな。ぷ、…照れ屋王、て、なんだよそれ、（　けたけた、/　失礼、）弱いんなら攻めるだけだ、（　にやり、）姫様を守る俺らのことを守護者って言って、それが五家あるから、守護五家って呼ばれてんだけど。…で、その五家の中の、最年長の人でさぁ…、味方なんだけど、何考えてんのか全くわかんねぇんだ、（　肩竦め、）そーいうことだな、（　うん、）やる、とは言ったけど…、あ、これやったら寝言はきかねぇよな？、（　確認、）

小動物だな…。ん、そんな翔を見れる俺は幸せもんだな、（　ふは、）最強、か、…んー、微妙な顔をしてんのが脳裏に浮かぶな。あと、俺のこと信じて待って欲しい、そしたらちゃーんと帰ってくる。抱きとめられたら…、やめるしかねぇな、（　はは、）

それは、想像つくな。まあ、それはそれでありがてぇよ、わかりやすくてよ。勇者…ヒーロー、わるかねぇな、（　照れくさげに、）そうか？、（　首こてん、）

おう。気にすんなよ、俺らだって好きで遅くまで起きてんだからよ、こっちこそさんきゅ。伝えとく、そっちの背後さんにもよろしく頼むぜ。…夢か、どんだけ俺様のことが好きなんだよお前は。…おやすみ、（　ふはり、）