?? 2016-02-16 19:04:26 |
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>>ひらの
ありがとう、ひらの。では散歩がしたくなればその時はまた、お前に連絡でもしよう。(口から零れ落ちた些細な言葉を彼が拾い上げてくれたのが嬉しくて、それ故じわりと自身の体温が高まるのを感じては、先程からの緩まった表情を引き締め直しつつも素直な心持ちで感謝の言葉と返答を紡ぎ。足元に下げたままであった視線を今一度正せば、今度は気紛れに辺りへと耳を傾けて。舗装された道には、かつりこつり、自身と相手の靴音が心地好く響いてゆく__車の通りの少ない道を選んで歩いていたためか、その他の音はあまり耳に入らず。強いていえば、聞き馴染んだ蝉の声がそこかしこから響くぐらいか。慣れというのは怖いもので、初夏にはあんなに煩いと思っていた蝉が、今や今日もよく鳴くものだと変な感心さえ覚えてしまっており。ああ、“音”と言えば_なんて、そこではたと気になることが出て来れば、先程指し示した角を左折しつつちらりと横目で相手を伺った後「つまらん事だが少しいいか」と、何とか不器用なりに話を切り出して)その、…いきなりではあるが、お前の好きな音楽を教えてくれないか?__俺は、お前のことを殆ど知らないからな。こうして話すことで、少しずつお前を知っていきたいと思っている。
ほう、初めてだったのか_それは何とも嬉しいな(ふふ、) …俺は何度かあの場所へ書き残した事はあるが、書き残されていたことは今迄なかった。つまり、そうだな…誰かから俺に宛てての言葉は、今回が初めてだった。だから、どう返事をしたものかと嬉しさのあまり随分頭を悩ませてしまってな。困ったものだろう?(くす、) ああ、本当に…。この感謝の気持ちの代わりに、彼処へ想いを託してゆく皆の幸せを祈ろうか(胸の前祈る様に手組み、柔く笑み返し)
俺の方こそ少し遅くなったが、おかえり、ひらの(手ひら、) そして、お疲れ様。誰にでも得手不得手はある。教科別の点数差は多少ならば仕方が無いだろうが……_否、俺も人の事は言えんな。そろそろ復習を始めねば、試験に間に合わないかもしれん(はぁ、/ううむ…)
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