提督 2016-02-09 10:22:55 |
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なんとなくそういう風に言われるんじゃないかとは思っていたけどね、確かに特別な感謝なんてしなくても…とは言ったけど、サラが私の為にと思って言ってくれること、してくれることはどれも無下にはしないつもりだよ。もしもサラが何も私にもたらしてくれない退屈な女性ならこうして側には置いてなどいないさ、元を辿れば上司と部下の関係性ではあるけれど男と女の関係の上ではあくまでも同等だよ(身に余る幸せだとそんな風に感じている様子の相手に対し、自分と相手は恋愛においては同等の立場であり自分が一方的に愛情を注いでいるだけなのではないかという心配など不要だとハッキリ言い切って)
はっはっはっー、冗談だよ。それにもしもサラが他には何も不要だと言ったとしてもそれで、はいそうですかと素直に引き下がるような私ではないさ。まあ…サラの口から直接何を望むのか、それを聞けたなら私はもっと嬉しいけれどね(すっかり取り乱している相手の様子に冗談だと笑い飛ばし、もしも何かを与えるとしてもそれが相手が望むものであるならば尚更やり甲斐があるというものだと小さくウインクをして)
それは結構なことだね、いつもの物腰丁寧で奥ゆかしいサラも勿論素晴らしいけれど、結局は私はサラという女性に魅力を感じていてどんな一面も一律に愛おしいということみたいだ(一緒に居て幸せのあまり気持ちも緩んでしまうようで、そんな相手も愛おしく感じてしまう自分は改めてどれだけ相手を特別に想っているのかを実感して)別に慌てる必要はないと思うよ、本当に心の底から欲しているものはきっと自然と声や行動を伴って求めてしまうものさ、私はそれに対して私なりのやり方で応える。サラのわがままやお願いならいつだってウェルカムさ。…さてと、まずは鳳翔から頼んでおいたシャンパンを受け取ってくるんだったね、ササっと行ってくるよ(そんな会話をしているうちに鳳翔のお店の前にまでやってきて、手配を済ませてくれてあるというシャンパンを受け取るべく足早に店内へと入っていき)
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