後輩 2016-01-10 11:11:41 |
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ちょ、ちょっとくらい待ってくれても――ッ!?
(容赦なくペースを上げていく相手を見失わないようにするのがやっとで、昇降口が見えた頃にはもう息切れしており。突然止まった相手の姿に驚くも、全力で走っていた体をすぐに止めることは出来ず。なんとか速度を緩めながら文句を言いかけると、振り向きざまに触れた感触に口を閉ざすことしかできず)
な、なに……いま、
(体温が上がっていくのを感じつつも、何が起きたのかを整理できずその場で硬直して。ようやく理解できると、唇を手の甲で強く拭いながら、離れていく相手の背中を睨みつけ)
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