「そっか。じゃあ、体質的にアルコール受け付けない、とかじゃなさそうだね。」 (グラスを空にした相手を尻目に、冷蔵庫から小さめのブッシュドノエルが乗った皿を取り出し。) 「食べる?」 (パウダーシュガーやベリーソース、砂糖で作られた雪だるまで皿を飾り付けてから、それを両手で持って軽く掲げ、相手に見せながら小首傾げて笑顔で尋ね。 甘いものが好きなら、これで目覚めるだろうか。)