松野カラ松 2015-12-21 09:20:38 |
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>十四松
あぁもう、何やってんだよ…って、もういっちゃったか。ちょっと、僕も行くよー?
(相手からの掛け声に、相手の身体能力から思い切り投げられてしまったらいくら柔らかいボールでも手が吹き飛ぶような衝撃が襲ってくるだろう。身構えていると予想とは斜め上の投球、しかし相手らしい球に苦笑しつつ拾いに行った相手のあとを追うように駆けて。ようやく見つけた相手の後ろ姿はうずくまった姿で、思わず笑みが消え周囲をきょろりと見渡し。状況を把握したと同時に手にしたのは落ちていた手のひらサイズの石。それをうずくまる弟の一番近くにいた少年の頭めがけて加減等一切せずに投げると)
>カラ松
…うーん…アドバイスなんて演劇やってない僕が言えるもんじゃないよ。ただ凄かったっていうか…ダメだな、どうしても月並みな感想になっちゃうからさ。
(おそらくラストシーンだったのだろう。しんとした教室内に漂う空気に何か言わなければと思いつつ何も言えないでいると相手から話しかけられはっとしたように表情緩め。演劇のことは何一つわからない、関わったことさえない。ただ彼の劇を何度髪に行った程度の知識だ。相手の求めているような答えは返してやれないと首を傾げしばし考えた後感想を告げ。それも気の利いたような言葉やセリフが出てくる訳もなく、ただ自分の語彙の少なさを自嘲するかのように笑うと)
>一松
…一松。帰るよ。
(しばらくするともうまともに立っている人間はその場に存在せず。それを確認するとパイプを隅へと投げやり相手の側へ移動し、足を上げた相手の肩へ手を起き制し。「母さんに気付かれないうちに洗濯しちゃおうか」と話しかける表情は今までの出来事が無かったかのような優等生の顔で。潔癖症が治りきれていない自分にとって血をそのままにしていることが耐えられず、半ば強引に相手の手を引き路地を引き返し)
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