松野カラ松 2015-12-21 09:20:38 |
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〉おそ松兄さん
いいや良いんだ!兄さんは悪くない。気にかけてくれたんだろう、それに……見たいと言ってくれて嬉しい。…ん、……手伝い?練習とか読み合わせの事か?……凄く嬉しい……が…今の俺には出来て寸劇位しか…。そ…そうか?……ふふ、少し照れ臭いな。もっと兄さんが笑顔になれるような楽しい話のひとつでも出来るようになるかな。(部活に行きたくないだなんて言えば相手は自分をどう捉えるだろうかと不安感から軽くうつむきがちになるもそのまま決して相手に非は無いし相手が自分が何故行きたがらないのかその訳を知っているかどうかは解らなくてもきっと心配してくれたのには違いないからと首を左右に振りながらありがたいんだと相手へと目線戻せば相手からのその頼みがとても嬉しくも衣装も舞台も用意出来無い為に良いところこのままやってみせるくらいしかと思考巡らせ。同じじゃないと言った相手に首を傾げつつ純粋に唯一の兄である相手が嬉しかったり楽しかったりしてくれるのが幸せで相手の杞憂も知らずに照れ隠しか頬を指で掻きながら)
〉一松
あ、あれを全部片付ける津守か…。!……それだ、…良い方法がある。一松、髪手櫛で良いから整えて制服前締めて背筋伸ばしてみろ。(自分の体当たりにさらに蹴りをいれることで隙を大きくする相手に流石だな、なんて思いつつ自分も腕を引かれた方向へと走り始めるもいつも体の限界が来るまで無茶をして喧嘩だってする弟だ、きっと今だってもう走るのも辛いだろうに違いないと察しこのままじゃ危険だと自分もまた同じくして弟だけでも護ろうと策を練ろうとすれば相手が呟いた自分の弟の名にどこか自分の情けなさに言葉つまらせかけるも思い付いたように目を見開かせ「さすがにおんなじ顔でも様子が全く違えば別人さ」と他の兄弟を演じてやり過ごせばいいんだと空いた側の手できっちり締めた学ランのボタン外しながら)
〉十四松
ああ、……助けてくれと頼むのは勇気が要るかもしれないが…頼りないかもしれないが皆が無事ならそれより嬉しいことはない。(小さい頃みたいにたまにバラバラだったり仲間割れをしたりでも六人で団結すればどんなことにも負けたりしないと未だに信じているようで相手が気を使いながら頷いたとも気付かず良かったと心から嬉しそうに笑み向けながら非力でも兄として護ってやれる力になりたいと思えばやはり相手の送球は真っ直ぐ綺麗に自分へと飛んできてパシンと小気味良い音を立ててキャッチすると心のどこかで本当に本当に野球がずっと大好きだったんだな、なんて微笑ましいような切ないような複雑な感情を抱きながらも「綺麗に飛んだな、流石だ!よし、こっちからもいくぞー!」と元気よく笑ってみせながら相手へとボールを返すように投げて)
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