匿名 2015-12-18 21:17:49 |
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私が誰であるかを考えることは、私が誰の所有物かを考えること、および、私が所有しているものは何であるかを考えることと等しい。
今回は後者に注目する。
①この文章より、私が私を所有していないと解釈するのであれば、私が所有していないものを、私は所有している場合が考えられる。
②さらに文章では、意識に関してかなり曖昧に(意識があれば〜だろう、より)描かれている。
加えて『そんなことはあり得ない。』より、私が意識を持ち得ぬ存在だと解釈するのであれば、それは無生物ではないだろうか。
これら①②をふまえたうえで、私は『未来』ではなかろうか。
未来は現在を所有しているが、現在は未来を所有していない。
上から順にABABAB…としてやると分かりやすい。
Aが未来(私)で、Bが未来からみた未来(私)だ。
①においては、未来(私)が今に語りかけているが、未来からみた未来(私)は未来にいる。
しかし、未来(私)が未来にいることはあり得ないので、未来(私)は未来からみた未来にはいない。
『それでは私に問おう…』以下、つまり②では時制を気にしていないので、ABの転換が行われるが問題ない。
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