神技(シンギ) 2015-12-06 05:44:43 ID:e387a492e |
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感想いきます。
「此度は我輩という訳か。難儀なものよの。」
<御疲れ様です
「聞き慣れぬ名前だな。我輩の知る地の言語ではないのか。」
フリート「そうだね。できるかり地球の言葉に近い発音にはしているよ。ちなみに僕達は厳密には姓を持っていない。リディアンというのは僕が暮らしていたコロニーの名前なんだ。」
「既に人外のそれであったか。ヒトは意識では久遠を望みながらも本質的には否定している。いや、なに。ただの一人語りだ。」
フリート「地球人を基準にすれば確かに僕は人外だ」
42「ヒトは自分の属する場所を基準に考える物だからな」
「古今東西、奇抜と呼ばれる服飾は流行の種になるのだな。」
フリート「うーむ。やっぱりおかしいかい?」
「真っ当な好物であるな。人道を外れては其れまでだ。」
フリート「この星にミカンがあって助かったよ」
「十分に(高度に)発達した科学は魔術と見分けがつかない。アーサー・C・クラークの言葉だ。そして、その逆もまた然り。魔法は高度に発達した科学と区別がつかないということだ。」
フリート「魔法も科学も同じものさ。基礎となる考え方が違うかもしれないけど」
「異星の生物であったか。そこに住むモノに合わした武術であったなら型にも囚われないのであろう。」
フリート「地球人と同じヒューマノイドだからね。違いはあるけど。似てるのもあるよ」
「常識は刻一刻と更新される。目まぐるしく変わる事象に無意識に人間は追い付いている。………異星人よ、ヒトを上回るのは容易ではないぞ。」
フリート「それは僕達も同じさ。常に前進している。地球人に限った話じゃないんだ……僕達は戦うために進化した生命体だからね。星の環境的にも地球人より強靭な肉体を得ているんだよ」
<地球より重力が強く空気が薄いのです
「戦闘欲求、か。それはこの星にも渦巻く欲の一つだ。それを抑圧できているというのはなかなかどうして興味深い。ただその欲求は我輩には存在せぬものでな。是非ともその苦悩を見聞してみたいものだ。」
フリート「戦闘欲だけじゃない。破壊衝動や性欲も強い。それらを理性で抑える……地球の宗教にもおなじような教えがあるね。苦悩というか……感情を抑えているわけだから悩みも薄いんだよ」
「悲惨な伝承は飛散する。一寸たりとも気を緩めぬことだ。貴君が立っているのは自殺他滅の分水嶺だ。」
フリート「承知しているよ。だからこそ僕らは理性に重きを置いているんだ」
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