夢野郎 2015-10-17 23:06:14 |
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(太陽が頭上に昇ろうかという頃。強い日差しの中短刀達はそんなこと気にもせずに庭を駆け回ってるのが目に入り。_どれ、ここは一つ驚きでも提供してやろうかとにやり、微笑む口に手を持っていけば考える素振りを見せ。しかし、めぐり巡った思考も彼女_つまりは主によって遮断されることに。縁側に一人座り短刀達の遊ぶ姿を見ては微笑む彼女を暫し呆然と眺めているこの行動に自分で何をしているのかと戸惑い始め。このままでは埒が明かずいつも通りを貫いては彼女の隣に遠慮なしに座り。彼女の横顔を少し伺ってみればそれはもう美しいこと。真白い肌に映える黒の瞳。時折細める目元と同時に微笑む口許。今のこの時間だけはその横顔を独り占めできることに自然と笑みが浮かばれる。ふ、と今までは庭を眺めていた彼女の視線が此方へと向く。嗚呼、ずっとその瞳を此方へと向けていて欲しい。瞳だけではなく心も身体も全て自分のものに出来たとしたらこれ以上の幸福はない。こんな黒く濁った欲望は己の中にずっと仕舞っておかなくては。彼女の前では真っ白でいておかなくてはいけない。しかし薄紅色をした彼女の唇が動くだけで高揚してしまう人の身はいかんせん不便だ。)
_ん?何を見てるかだって?いやぁ、君のその横顔が綺麗だと思ってな
(/ごめん。まじ語彙力とかそんなんないからまじでむり。まじごめんって)
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