かっぱ 2015-10-08 14:54:24 |
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いいポットですね、きっと美味しい紅茶が出来ますよ。---…やっぱり、唐突の訪問は迷惑でした?
(戸棚に閉まったままの暫く使われていなかったと思われる食器類は使用の機会が無いのみで質の良いものが揃えられているとの印象を受け、滑らかな質感のポットの外側へ触れ優しく撫で下ろしそのまま添えたまま熱いお湯を注ぎ冷たい表面が徐々に温かさを増してゆくのを感じて。ナンヤムの独特の芳ばしい香りに口元を緩め、トレーにポットとティーカップ、そして砂糖とミルクを付けて部屋へと戻り。瞳を伏せがちに扉を開け背を向けてドアノブを確りと閉めて改めて相手へ視点を置くと何やら胸に手を置いている模様。寝惚けていたという限り無く素に近い状態で己の訪問を待ち望んでいたと促しす発言はしっかりと脳に焼き付いている為、問い掛けの言葉に深い意味は無く、きっと肯定をしようと否定をしようと構わず先程の発言を思い出すのみだと分かりきっていて。そうしている内にトレーを机の上に置こうとした所又もや鼻を掠めるインクの強い香り。普段からインクを使っているのであれば説明がつく、トレーの上に置かれたティーカップへ紅茶を注ぎながら唇を開き「普段何か書き物でもしているんですか?それとも仕事は家へと持って帰る人で?」同時に注がれたティーカップからは芳醇な香りが部屋一体に漂い始めインクの匂いを掻き消すようで。ふと、己ばかり相手に質問をしてしまっている事に気付きそっと顔色を伺い。己からこんなにも質問を次々としてしまうのも驚きたがそれ以前に相手を知りたいと思う気持ちが今一番に驚かせており、知りたいと思う理由も分からないまま少しばかり居た堪れなくなると視線が合う前にカップへと視線を戻して心の中で静かに自身を叱咤。ソーサーを摘み側のチェストに砂糖とミルクも合わせて置くとティーカップを相手へと差し出し)
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