かっぱ 2015-10-08 14:54:24 |
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(夜になれば何処からとも無く姿を現しヒタヒタと背後を奪い足を引っ掛ける、嫌らしいまでの焦燥感と自己嫌悪に眠ろうと意識を傾ける事すら無意味とばかり。薬を頼る事で漸く眠りに付ける明け方、当然目が開くのは一日の折り返し辺りの真昼間ばかり。そんな生活リズムが体内に時間を作っているのに人間とは現金なもの、人間と言わず己と言う存在が感情に素直で欲深い事を証明するべく、ずっと欲しかった傍に置いていたかった彼が傍にいると言うだけで心は満たされ眠りについた。寝入りが早ければ自然と太陽が上るのに合わせ重たい瞼が開き、"嗚呼、世を働き歩く父親とはこんな早くから歩き回るのか"と時間を教える掛け時計を一瞥し吐息を一つ。リビングルームより人の生活する音が聞こえれば、たったそれだけで満ちる想いを自覚して泡沫の生活から抜けられぬと根を張ってしまう、ずるずると横たわる体を起こしてから朝特有の露めいた香りを久しぶりに肺に溜め込んで立ち上がり、朝起きて着替えを行う当たり前の人間らしい行動すら新鮮で「おはよう、坊ちゃん」リビングへ足を運ぶとそこにいるだろう他ならぬ彼へ挨拶を)
(/お返事とても遅くなり申し訳ないです…!以後気を付けますので!
場面展開有難う御座います!連れ回しとはなんと楽しそうな…!坊ちゃんの見た目を少しばかり変装させて町を歩く和製ローマの休日のような展開に今から楽しみでなりません!ぜひとも其方で進めたいです…!)
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