かっぱ 2015-10-08 14:54:24 |
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(こんなにも熟睡したのはいつぶりか、短時間目を瞑っていただけで頭は冴え、一番の鳥の声で眠気は吹き飛んだように感じられる平日の朝。ポツポツと窓を叩く梅雨の知らせは心地が良く、相変わらずリビングルームで就寝した身体には癒しにも変わる。少々湿り気のある空気だが嫌いでは無い、瞳にかかる前髪をたくし上げて寝転んだ状態で窓の外を見遣り。此処に来てから数日、現実とは程遠い場所で暮らしていたかのような感覚、彼とこうした距離を保つ理由は多々あるが大半は気持ちの整理を付けるため。同じ屋根の下で過ごしている事すら貴重だというのにこれ以上の贅沢を望んではならない、帰省の時期は刻刻とせまっている。水滴の音はまるでら急かしているよう、咳払いをして天井へと目を背ければ「_____……、いやいやこのまま黙っておこう。先生が知ってしまったらきっと罪悪感で首をつってしまう」ここに来てから隠し事が一つ、確実に彼を困らせる内容であり勿論黙っているつもりだが曖昧な帰省日については常にいつにしようかと迷いどころで。兎にも角にも依然として楽しい夢のような日々は続くわけで、それ以上の考え事にするのは時間の浪費だと切り替えて、日課となりつつある行事の一つを済ませる為に立ち上がり、珈琲と朝食を用意して)
(/大丈夫ですよ、お互い間隔が空いてしまいますとその分考え込んでしまうのかもしれまんせんね…!それでも私は全く構いませんので、背後様がもしなにか不安に思われましたら遠慮なさらず仰って下さいませ!そして、後日に場面を変えさせて頂きました、今後の展開についてなのですが、何がご希望はありますか?私としては先生様をどこかに連れ回したいのですが…!)
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