主 2015-09-24 14:40:32 |
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【イチ】
>弥生
どんな噂かは知らねェが、ここに来る奴らは大体俺等が目的見てぇだな。…不用心な女だなァ。
(自分に向けられた光は夜闇に慣れきった瞳には眩しく、ちかちかと途切れること無く光るそれに目を細めて。相手の言う噂とは閉園した動物園から鳴き声がするといった類のものだろう。それらは全て自分や仲間達が人間を追い出すための声、また本能から発する声を誰かが聞いたものらしい。殆どの人間は声だけで逃げていくのだが彼女は自分へと歩み寄ってくる、まさかこんな人間が現れるとは。驚きと同時に肉食獣へ不用心に歩み寄るその姿に小さく笑いを漏らして)
>一華
ライオン…さん?…触ってみるか?
(相手は驚いているというがこちらからしてみると全くそんなふうには見えない。むしろ嬉しそうに目を輝かせているようで、同時に発せられた言葉はこの不気味な雰囲気に合わないふわふわとした言葉。思わず拍子抜けしてしまい相手の言葉を真似て繰り返すと。小さく呟かれた言葉を拾うとまた1歩相手の前へと近寄りその髪の毛が触れることの出来る距離へと顔を近付けて)
【カミエ】
>雷クン
ヘェ、ケイタイ…?ん!申し遅れましタ!ボクはカミエ、と言いマス!君、ボクの事が見エル?
(目の前で画面が次々に切り替わっていく様子はさながらマジックショーを見ているようで。どんな仕組みなのだろうと説明をする相手の言葉に耳を傾けさらに身を乗り出すと。相手が振り向き自分の姿を認識した途端に自分は彼を驚かせようとしていたのだと思い出すも、今更驚かそうとした所で驚くわけもない。いそいそと自己紹介をするために佇まいを直し、ぺこりと頭を下げると蛇さながらに口角を上げて。人々は声を認識しても姿を認識しないことが多い、数少ない自分を認識してくれる人間がここにいる事に感動したのかその口ぶりはどこか興奮気味で)
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