たとえ 戻れなくても 。《 nl / 人数制限 》

>優

そう…。
(実際、己もあの日以来一番最初に会ったのが彼なのだが相手もだと分かれば驚いたようで。しかしそれを表に出す事はなく小さく声を零せば雨の中、傘を差し仲良く家路につく学生達を眺めて。己の様な捻くれた性格ならまだしも優しい性格の相手や他の幼馴染達でさえ会うのを躊躇っているのか、この先どうなるのだろうと暫し感傷に浸っていれば隣に座る気配に思考を切断し。「あったらこんな人通りの多いとこに立往生しないでしょ。アンタこそ早く帰ったら？」傘の有無を問われれば盛大に溜息を零し。しっかりと傘を持つ相手にあんな事があった後二人でいるところを見られたら困るのではと帰る様促し。)

( / 葵ちゃんの背後は割と好きなんですけど葵ちゃんの冷たさに冷や冷やするばかりです(( それでは主はどろんしますがまた何かあればお呼びくださいませ！)

>慧

…どっちも。
(相手は幼馴染であり同じクラス、以前はどの幼馴染より長い時間共に過ごしてきたと思っていたがやはり相手の想いは幼い頃から一度も揺るがず、それは今この時もだろう。自身の想いを知られてしまった今、なるべく関わらず過ごしてきたが何せ同じクラス。顔を合わせる事には慣れてきた頃。今まで通りの接し方で話しかけてきた相手にホッとした様な安心した様な、しかし己の想いを知っても彼には何の動揺も無かったのだろうかと複雑な想いが駆け巡り。一瞬ちらりと視線を向けるもすぐに行き交う人へと視線を戻せば相手の質問にぽそりと答えにならない答えを返して。)

( / 天邪鬼な葵ちゃんですが宜しくお願いします！余りにも不快に思われる場合は遠慮なく仰ってくださいね。
あと此方の勘違いでしたら大変申し訳ないのですが河瀬ちゃんは4で野崎ちゃんは5のキャラです。絡みを見ていてちょっぴり引っかってので…。もし此方の勘違いでしたら直ぐさま土下座で謝罪いたしますので！←)

>由衣

ほら、顔拭いて。私が泣かせたみたいじゃない。
(相手の手を取り導いた場所は自宅近くの第二公園。屋根付きのベンチへと相手を座らせ自身の鞄から少し濡れてしまったタオルを取り出し相手の頭へパサリと被せて上記を述べれば己はそのまま机を挟んで向かいのベンチへ腰を下ろして。伊達に長年幼馴染をやっている訳じゃない、きっと彼女は涙を気付かれていないと思っているだろう。敢えて其れを指摘したのは自身の小さな仕返しで。天真爛漫、常に素直に生きている彼女が涙を見せるのは珍しい事ではなく、自身も何度もその姿を見てきたが何度見ても慣れるものでは無い。どうしても心が騒ついてしまうのだ。「早く拭いてよ、次私待ってるんだから。」タオルは一つしか持っておらず其れを相手へと強引に貸し付けているので照れ隠しか急かす様に言葉をかけて。)

( / 全然大丈夫、気にしないでくださいませ！寧ろわざわざ有難う御座います。了解です、それでは主はどろんしますがまた何かあればお呼びくださいませっ)