たとえ 戻れなくても 。《 nl / 人数制限 》

>葵ちゃん

うん、ごめん…ね。
(相手のツッコミにたいしてか、それともバラしあいの出来事にたいしてか、自分でもわからないまま、手を引かれるままに相手へついていけば小さな謝罪の言葉を述べて。相手は何を思っているのだろう、自分はこのままで良いのだろうか。幸か不幸か土砂降りの雨で視界も悪く、先程こぼしてしまった涙を拭う事も不自然には見えないだろう、と。)

(/すみません！話し掛けていただいたのに蹴ってしまうなんて…！あの、私も至らない点とかあると思うんですけどその都度注意していただけたらな、と。


>優希くん

そんなにひさしぶりな気がしないよね。
(相手の前だと言うことも手伝ってか、すぐに笑み浮かべ、相手の横へ勢いよく腰掛けて。何でもないような顔をしつつも小麦色の肌はどこか紅潮しており、肩には力が抜けない様子で、一度は深く座った椅子を浅く腰掛けて。告白の返事が聞きたい、断られるってわかってても、少しの希望を持ってしまう。なんて伝えられるわけもなく表情を隠すようにうつむいて。)


>慧くん

なーんだ、慧くんかー。
(くるりと振り向けば、幼い頃から知る相手の姿。己の告白と相手は何の関係もない。と、気まずさをわかってのことか明るい笑み浮かべ。しかし表情隠す相手に、ふと、笑みを消してしまえば小さく頬を掻き。｢いつもこの時間に出てるの。よく寝れるでしょ？｣新しい話題へといつまでも相手を見てるわけにもいかず線路の方へ向き直り。)