たとえ 戻れなくても 。《 nl / 人数制限 》

>一之瀬

一之瀬
（電車から降り英単語帳を鞄にしまい、折り畳み傘を取り出そうとしていたため、相手よりも少し遅く改札を抜け。駅の出口に行くと雨を見て佇む相手を発見し、さて、どう接するか？と戸惑い一瞬歩くのを止めて立ち止まるが気にしていても仕方がないと割り切りまた歩いて相手の近くまで行き声をかけ「雨宿りか？それとも待ち合わせか？」と何事も無かったかのように今まで通りの口調で尋ねかけ）


>河瀬

…河瀬、お前も寝坊か？

（珍しく寝坊をして駅についてみると何やら電車が遅れているというアナウンスが流れどうしたものかと悩み、辺りを見回すと同じ高校の制服で見慣れた影を発見するが、あの事が脳裏を過ぎったためすぐには声をかけられないが。いつまでも気にしていては前に進まないと考え、勇気を振り絞り以前と変わらないような口調で話しかけるが、頭では割り切っているつもりでも心では割り切れておらず声をかけると同時に自分の顔を数学の参考書で隠し）

>伊藤

伊藤、今帰りか？

（たまには、気分転換に歩いて帰るかと唐突な思いつきに身を任せて歩き始めたのは良いが１駅分歩いた所で急に雨に教われ仕方なくＦ高校の近くの駅へ向かうとホームに先に座っている影を見つけ、よく観察すると。幼馴染であることが分かり、バラし合いのことはなかったかのような雰囲気で以前のように親しい口調で近寄り尋ね）


>野崎

確かに買い込みすぎているな。

（あの出来事から数日経っていたのでかなり頭の中の整理は終わり、退屈をしていたため何か面白い問題集はないかと本屋によって目当ての物を見つけ切れなかった帰り道、幼馴染の一人である相手の後姿を発見し。想い人でもなければライバルでもない相手なら対してあの出来事の事を引きずる必要性はないだろうと思い。早足で相手の隣に行くと相手の独り言を勝手に拾ってから言い）

>all

俺には、何が足りていないんだろうな？

（あの出来事が起こった週の休日の夕方頃、学校での休日講座も終わりいつもよりも少し早めに帰路に着いたため、何の考えもなく第二公園に立ち寄り、滑り台に上ると滑る所に腰掛け、小さい頃の思い出を振り返りながらぼんやりと夕日が沈むのを眺めポツリと呟き）

(/これからこんな奴ですがよろしくお願いいたします。）