なら、あと少しですね。 (満足気な微笑を浮かべて恥ずかしそうな相手の様子を見ていたものの、もう少しということもあってか心なしか歩みが早くなり。宿の前に着くと先程の相手のことを思い出して一度握っていた手を放し、「わー、着きましたね。意外と大きい」とその場で携帯を取り出して写真を撮りだし)