The flower which floats.*

あっといけない、船室の水差しの中身を変えないと！後はまだやる事があったかしら。まあ、貴方はチェルシー！お噂はかねがね、奇遇ねどうかしたの？もしかして探し物を？
(急に思い出したように身体を震わせ、厨房から慌てて廊下へ出て船長室に向かおうとする途中で。頭の中で色々と思考を巡らし斜め上を向いたまま歩いて行けば女性の姿が目に入り。自国の船でも時々話題に上る人物だと認識すれば名前が口から出て。そっと駆け寄り様子を伺うように顔を見つめ、首を傾げ手を胸の前で組み。)
>チェルシー
(/遅い時間になってしまいましたが、絡みに向かいました！よろしくお願いします！)

そろそろ昼食の時間だわ、何人分用意しようかしら…まあ貴方、顔色が悪いわ！大丈夫？ほら、気付けに飲んで私を支えにして。アンジェリカでしょう、南国の操機員の。私は調理員のマリアよ。
(真っ青な空に心躍らせその場でターン。していたら船室からふらつきながら出てきた人物に目を丸くし急いでその場に駆けつけ。肩に腕を回し水の入った瓶を差し出して、ゆっくりと倒れないように調整しながら支え続け声をかけて。他国の情報をよく聞いている為顔を見て直ぐに特定、こちらからも名乗り出て微笑を浮かべ。)
>アンジェリカ
(/楽しそうなお姉様で、ドキドキしています…よろしくお願いします！)

あの、お困りなら御案内しますわ。丁度昼食時ですし船長さんも如何？この話し方は堅苦しくて難しいわ、一緒に甲板でサンドイッチでも食べない？コーヒーを淹れてくるから。
(足音が聞こえて来たのでヒョイと廊下を覗き。疲れた様子の男性を見つけ声をかけてみて。服装や風貌から船長だろうと判断、最初は礼儀正しい言葉遣いを心がけようとしたが直ぐに違和感を覚え。首を振り改めて普段通りの調子になり、折角だからと手に持ったバスケットを軽く上げ口に笑みを浮かべて。)
>竜
(/最初からあまり礼儀正しくない態度ですみません…よろしくお願いします！)

面白いわ、多分他にも同じ事を考えている人がいるんじゃないかしら。私は面白いって言われたい位よ。見たところでどうにかなるものじゃないのに、不思議なのね。ええ、いつかきっと。あっ…良かったら私にも教えて、いざという時対応出来るように。
(まだ笑いは口から零れ、手で押さえながら屈託無い笑みを隠さず。心底羨ましそうに上記を述べ肩をすくめ眉を下げて。袖を元に戻しながらあまり理解できないまま、でも素直に腕を下ろし。協力すると言われて静かに目を細め頷き。歩き出した相手を追い迷惑がられないか心配しながら、先程の小さいノートを広げペンを取り出し。)
>ユーリ