橙山 遼希 2015-07-02 19:27:47 |
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時刻は放課後。
いつものようにつまらない授業を終え、教室は生徒達の声で騒がしくなっていた。友達と駄弁ったり、下校したり、部活に行ったり。そんな中を逃げる様にサッサと教室を出る男子生徒がいた。
まったく…なんで放課後の教室はこんなにも騒がしくなるんだ…
呆れ半分、イラつき半分。残念ながら今ではこれも日常の一つとなってしまっている。
教室を出る時少し視線を感じたがそれもいつもの事のため気にしない。←女子生徒の熱い視線
そんな感じで彼は独り部室へと向かい、誰かいるかどうかもわからないまま扉を開ける。
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