つるとへし<非募>

此れで安心すると言うならいくらでも言ってやるが。（ にっ ）
そんな扱いをされた日には照れ臭くて顔が見られなくなってしまいそうだ。（ ふふ ）
ごもっともだ。ならば、退屈にならないよう君に構ってもらうとするかな。（ へらり ）

俺の誘いとあらばのってくるかと思ったんだが堅物は相変わらずのようだ。（ ふは ）
すまないな。君が忙しい事は重々承知しているんだが、其れでも一緒に居たいという我が儘を許してくれ。（ こつん、額合わせ ）
求めてくれるのは俺にとっての幸せだ。だからそんな顔をしてくれるな。（ ふ、頬撫で ）

如何やら君は俺以上に俺の事を知っているらしい。（ ほう ）
君にならどんな姿でも見せられる。此れを心を許していると言わずして何と言う。（ ぽふ、肩口に顔埋め ）

溺れていいんだぜ？責任は取ろう。（ ふふ ）
…嗚呼、確かに其の通りかもしれん。君が一緒だと思うと傷の一つや二つ怖くはないな。（ ふ、目細め ）

驚いたな。「其の通りだ。」とでも言われるかと思いきや、其の返答は予想外だ。（ どき、目ぱちぱち ）

二人きりの時だけ、な。他の奴に聞かれては君を取られかねない。（ うむ ）