主 2015-06-30 01:35:16 |
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>速水くん
……家族のこと、嫌いなのか?
(あまり人の家のことに首を突っ込むのもアレだが、だからと言って放置出来るものかと言われればそうではなく。少し間を空け、相手を覗き込むように見つめては上記を尋ねて。「えっ、い、いいのか……!?」相手の言葉にパッと表情が変わると、それが堪らなく嬉しくて相手に近寄ってはじっと見つめてキラキラした目で見つめて)
>東雲くん
……ホントかよー。
(顔を逸らして棒読みで言う相手の言うことが本当だとは最初から思っていない。けれども聞いたところではぐらかされるだろうと、あえて聞き返しもせずじとっとしためで見て。「……いや、いい。作るっつったのは俺だし、後輩に出させるのは気が引けるし」財布を取り出す相手の手に触れれば、首を何度か横に振り。此処は少しでも年上である自分が出してやるのも大事だろうと、相手の申し出は断って。頭を撫でられるのは心地がいいもので、しばらくその感覚を享受していたが不意に髪に口づけられ。そのことに気づいて大きく目を見開けば驚いて飛び退いてしまいその拍子に眼鏡が落ちて。「ななな、なにしてんだよッ-----!」わなわなと顔を赤くして震えては、眼鏡を落としたことにも気づかずに赤くなった顔を隠すように顔を俯かせて)
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