主 2015-06-19 14:58:21 |
通報 |
>三日月さん
-----へ?
(鏡の前でいくつもの衣服を自分の前に持ってきて、それを合わせるがどうしても合う丈のものは見つからず。代わりのものをと思っていてもこの店にある一番小さいサイズでさえ合わないため、いくら合わせても意味はないが女性ものの店に行く度胸なんて自分にはなく。ジレンマと焦燥に顔を俯かせていたが、不意に掛けられた声に顔を上げると自分より幾分も背が高い相手がそこにおり。目を何度も瞬かせ、慣れた相手の仕草を見つめながら漸く追いついた思考で鏡を見れば「あ、そっか。アレンジっていう手が……そっか、その手があったか!」と相槌を打ち。「教えてくれてありがとう。急に体が変わっちまって、でも女の服とか買いに行くの度胸なんかないから困ってたんだ。えっと……」背の高い相手を自然と見上げ、教えてくれたことを感謝しながらニコリと微笑みかけ。これで幾分か悩みは減ったと喜ぶ反面、そういえばと思い出したように言葉に詰まると相手は誰だろうと首を傾げて)
トピック検索 |